Sunday, November 19, 2006

予算取りと小遣い稼ぎ

現在進行中の衛星開発プロジェクト。まだまだスタートしたばかりでいろいろと問題も抱えているわけで、それらをメンバー一丸となって気合いと努力と根性で乗り越えている日々であります。が、なかなかそういったやり方では解決できない問題も当然あります。そのひとつが
お金がない!
ことであります。

一機あたり製造に数百億円かかる一般的な商業衛星に比べ、いくら大学生の民生部品で作る超小型衛星が桁違いに安いとはいえ、それでも大学生の小遣いでどうこうできるレベルでは当然ありません。既に軌道に打上げた実績のある東大のXi(サイ)を例にとりましても、最終的なフライトモデルの制作費でおよそ200万円したと聞きます。

これには当然、打上げ費用や打ち上げ後にそれを運用するための地上局の設置費用、おまけにフライトモデルを制作する前段階の試作モデルの製作費用は含まれていないと思われますので、それらを加えた場合に必要になる総費用がかなりのものになるのは容易に想像できるかと思われます。

ちなみに、このプロジェクト基本的には研究とは別で動いていますので、開発の予算は研究室の研究費では当然ながら出ません。というわけで、我らがプロマネお〜せくんが今年度初めに大学が募集する課外活動の補助金募集に応募していくらかの予算は獲得しており、それが現在の活動資金のすべてで、額にして機能実証のための試作で精一杯の状況です。

ところが、そんな「火の車」状態の我々に救いの手が。大学のOB会がやっている「技術賞」に応募しないかという打診があったのです。この「技術賞」はうちの大学において
技術系競技会、学術講演会、産学連携活動等で目に見える顕著な成果を収めた学生個人又は団体に報奨金を授与するもの
です。

実はこの賞、今年の10月末日の時点で募集を締め切っていたのですが、今年度は応募が少なくて、募集期間を延長したんだとか。私自身もプロジェクトも、募集をやっている事は前々から知っていたのですが、プロジェクトの進捗状況からまだ時期ではないと考え、応募を見送っていました。しかし、向こうから「やってみないか」と来るのでは、これはやらない手はありません。というわけで、早速応募書類をゴリゴリ書いております。

で、その応募書類を書いている最中に、ドクターのおてつさんから指摘で発覚した重大な事実。
ISTSの表彰で賞金出るでしょ?(゚Д゚)
そういえば、そうでした! 今年は本当に色々ありすぎて6月の事なんて、正直すっかり忘れていました。もぅ、俺のバカっ! バカっ! とういわけで、こちらはこちらで実家から大至急、賞状とを取り寄せて応募したいと思います。ひとまず、親が誤って「梶○君」の賞状を送ってこないように祈りたいです。



昨日のYahoo!のニューストピックスに
宇宙でナイスショット!?史上最長記録間違いなし
という記事が出ていた。なんでも、宇宙ステーションからゴルフボールを打ち放つらしい。

これこそ
いわゆる「デブリ乙」やね?11月6日の日記参照)
と見出しを見た瞬間思ってしまった。 NASA曰く
宇宙空間を漂い続けたボールが将来、ISSなどを傷つける恐れがないか検討してきたが、2〜3日でISSの軌道から外れてしまうので問題ない
だそうで、とりあえず害はないそうな。

ふ〜ん・・・

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